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雨月物語 (ちくま学芸文庫) [ 上田秋成 ]

ちくま学芸文庫 上田秋成 高田衛 筑摩書房ウゲツ モノガタリ ウエダ,アキナリ タカダ,マモル 発行年月:1997年10月 ページ数:508p サイズ:文庫 ISBN:9784480083777 上田秋成(ウエダアキナリ) 1734ー1809年(享保19ー文化6)。

江戸中期の小説家。

大坂で生まれ、商家の養子となる。

1766年、浮世草子『諸道聴耳世間猿』で世に出るが、国学者・加藤宇万伎、小説家・都賀庭鐘と出会い、1776年、『雨月物語』を刊行する。

晩年には、随筆集『胆大小心録』や、小説『春雨物語』を孤独のうちに著した。

その作品は、江戸後期の戯作者たちに大きな影響を及ぼした 高田衛(タカダマモル) 1930年生まれ。

東京都立大学名誉教授 稲田篤信(イナダアツノブ) 1947年生まれ。

首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 巻之一(白峰/菊花の約)/巻之二(浅茅が宿/夢応の鯉魚)/巻之三(仏法僧/吉備津の釜)/巻之四(蛇性の婬)/巻之五(青頭巾/貧福論) 独創的な幻想が綾なすファンタジックな世界ーこの幻想空間を描いて他の追随をゆるさない上田秋成『雨月物語』。

それは、中国白話小説の用字や修辞を巧みに活用し、芸術的香気ただよう文章のうちに、主人公たちとその運命の悲劇的な情念世界をみごとに造形化した。

貞女宮木、悪霊磯良、蛇精真女児らの悲しい運命を、作者の夢想的稟質と自覚的な方法が知的で美しい幻想小説に織りなしていく。

この『雨月物語』の世界を、読みやすい本文とともに、語釈、現代語訳、さらには鋭角的な評を付しておくる。

「訳注日本の古典」シリーズの決定版。

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